『華僑報』(電子版)2008.03.26によると、三月二十五日、特別行政区政府の公共交通政策小グループは澳巴と新福利の両バス会社の経営者から「九人乗り小型バス」導入計画についての意見を聴取しました。両社とも九人乗り小型バスの導入には強硬に反対しました。
現在のマカオでは、2004年に比べて路線バスの運行頻度が半減しており、市民は「以前は五分に一台来ていたのに、今は十分に一台になってしまった」ととても不満に思っています。ひとつの原因は運転手の人手不足です。バス会社は輸送量を維持するため、大型バスの導入を進めましたが、マカオ市街は狭隘な道が多く、大型を導入できない路線もあります。大型を使用している路線でも、最近の自家用車の増加による違法駐車の激増で運行が困難になることが多くなっています。そのためダイヤ通りの運行ができず、乗客のバス離れを加速しています。
しかし、九人乗りバスの導入はさらに乗客のバス離れを生むので、バス会社は反対しているわけです。自家用車を持たない市民やバイクを運転できない高齢者にとっては、「経済の発展しすぎた」マカオはだんだん暮らしにくくなっています。マカオも日本と同様に深刻な格差問題をかかえています。
写真はマカオとちがって広い通りに大型バスがすいすい行き交う珠海の風景です。マカオ・広東省境界から北に五百メートルくらいの所です。
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